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選手とマスコミの関係
Category: その他のスポーツ
福士“報道陣多い”と記録会欠場
| こんな欠場理由、聞いたことがない!日体大女子長距離記録会が23日、横浜市の日体大健志台陸上競技場で行われ、一万メートルにエントリーしていた福士加代子(25=ワコール)がレース直前に欠場を決定した。永山監督は「騒がれると出たくなくなる。静かに物事を進めたかったのに、静かじゃなくなった」と取材に訪れた15人の報道陣に八つ当たりした。 初マラソンとなる来年1月27日の大阪国際で北京五輪切符獲りに挑む福士は今、陸上界で最も注目を浴びている選手。それでも、高橋尚子、野口みずきが合宿に出発する際は約50人も報道陣が詰めかけるだけに、15人は少ない方だ。 同監督によると、大阪出場を表明した18日以降、京都府内の寮に写真週刊誌の記者が張り込み、練習できないという。「静かにしてほしいだけ」と説明したが、記録会欠場という反応はあまりに過剰だ。会見の義務がない一般参加でエントリーし、合宿地、練習内容も一切、明かさない隠密出陣。「(欠場は)故障とかじゃないです。じゃあまた」と言い残して、福士は競技場を後にした。残り約1カ月。トラックの女王はすべてを隠したまま、レース当日を迎える。(以下略) [ 2007年12月24日 スポーツニッポン ] |
ただ、今回の一件は大事なのだろうか。福士選手が記録会を回避した理由は報道陣が多いからではないだろう。福士選手は16日に行われた全日本実業団対抗女子駅伝で5区(11.6km)を走っている訳で、一ヶ月後にマラソンを控えた選手がレースを”連闘”する必要はないだろう。何らかの理由で駅伝に出られなかった時の為に記録会にもエントリーしておいた筈で、一般参加なのは報道陣を回避するよりは記録会欠場の可能性が高かったからと思われる。仮に参加するにしても流すつもりだった筈で、そういった意味ではマスコミが多いと流すことができないのは確かだが、ただ欠場はマスコミに対する抗議の意思表示だと考えるのが自然だろう。
大体、寮に記者が張り込む必要などあるのだろうか。女子寮に張り込む行為は一般的にはストーカーや変質者として扱われる訳で、明らかに常軌を逸した行動だろう。陸上選手のプライベートを捉えることが報道機関の使命なのだろうか。この程度のプレッシャーに耐えられなくてどうするという論調だが、始終監視することはプレッシャー云々の問題ではなく明らかな嫌がらせだろう。”犯罪行為”すれすれの行動を正当化して、堂々と選手を批判できるマスコミの厚顔無恥ぶりには呆れる限りだ。
ただ、永山忠幸監督ももう少し考えた発言をすべきだろう。”運命の時”を控え、記者の件もあり、流石の福士選手もナーバスになっているのだろう。また、マスコミの前に出ればサービス精神のある福士選手がマスコミの”誘導尋問”に乗せられて余計なことを口走ってしまう可能性もあるので、そういう事態は防ぎたいという思いもあるだろう。そういった意味で福士選手をマスコミの前に出したくないのは事実にしても、「報道陣が多いから欠場を決めた」などと言ってはいけないだろう。このような発言をすれば福士選手のイメージが悪くなるだけだし、(バッシングネタに飢えている)マスコミの餌食になるのは分かり切ったことだろう。素直に「マラソンに向けての調整を考えて回避した」と言えば良かったように思える。
事の発端は、福士選手がマラソンに向けてどこで合宿しているのか、どういった練習をしているのかが一切明らかにならないことに対するマスコミの不満にあるようだが、それを明らかにする必要などあるのだろうか。代表を決めた後ならいざ知らず、代表を巡って出場レースの選択から激しい駆け引きが繰り広げられている中、ライバルに動向を探られないようにするのは当然だろう。マスコミもスポーツの取材をしているのならこういった事情は百も承知の筈なのだが、未だに朝青龍に粘着する姿を見てもマスコミはスポーツの取材などしていないようだ。
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Theme: 陸上競技 - Genre: スポーツ
Tag: 福士加代子 永山忠幸 大阪国際女子マラソン






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