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トロイカからタッグ体制へ

Category: その他のスポーツ

26日に亀田興毅選手が謝罪会見を行った。個人的には興毅選手の会見よりも、金平桂一郎協栄ジム会長がどのような処分を下すのか興味を持っていたのだが、世間の関心は(予想通り)興毅選手の会見での態度にあるようだ。それにしても金平会長も亀田家にしても二度目の謝罪会見、内藤大助選手が「もう済んだこと」と語っていたように改めて謝罪会見をする必要性はないと思われるが、この謝罪会見の意図は何だったのか?ちょっと考えてみたい。

処分の内容であるが、父亀田史郎氏は辞任、亀田興毅選手は3ヶ月間の出場試合の自粛、亀田大毅選手は厳重注意処分となったが、処分の軽重はともかく疑問に残る点は以下の二点だ。
  • 金平会長自身への処分はないのか
  • 処分は当初の想定通りだったのか
まず、金平会長自身への処分についてだが、金平会長(協栄ジム)は亀田商法の被害者という見方もある。だが、果たしてそうだろうか。興毅選手は2005年4月にグリーンツダジムから協栄ジムに移籍しているが、この際3000万円の移籍金を払ったとされる。興毅選手の移籍は亀田家のビジネスをより円滑にしたいという史郎氏の意向が強く反映されたものだろうが、協栄ジムにとっても”亀田マネー”を期待しての受け入れだった筈だ。

確かに、亀田家を受け入れたことによって、協栄ジムに亀田家に対する苦情が多く寄せられるようになったのは災難だろう。増しては、亀田家は実質的には”亀田ジム”所属の選手で協栄ジムとの関わりは薄い訳で、何でいない人間に振り回されなければいけないんだという協栄ジム関係者の思いはあるだろう。また、マッチメークなど興行の大部分は亀田プロモーション主導で決められていて、協栄ジムは亀田プロと提携(契約)する形だったようだ。

ただ、協栄ジムにしても”分け前”についてはきちんと主張していただろうし、ローソン等にチケット販売の委託を行えるようになる等それなりの見返りはあった筈だ。また、亀田プロ主導と言うことは、裏を返せば(トラブルが多いであろう)亀田家の興行に関与せずにキックバックのみを期待する為とも考えられる。亀田商法の片棒を担いでいたことの非難はTBSに集まっているが、実際は亀田家、TBS、協栄ジムのトロイカ体制で亀田利権を享受していたと言えるだろう。

事実、今回の騒動に対する日本ボクシングコミッション(JBC)の処分は、亀田家の三人だけでなく金平会長にも下されている。金平会長への処分はこれまでのことに対する累積処分の意味合いが大きいのだろうが、同時に金平会長も亀田陣営の一員と見なしたからとも言える訳で、JBCの見解は妥当だと思う。

こうした事情を勘案すれば、金平会長自身への処分もあって然るべきだろう。金平会長としては、東日本ボクシング協会から金平会長に下された「亀田選手、亀田トレーナーに対し自主的に処分を下し協会に報告すること」を実行しただけのことだろうが、騒動の当事者として自ら襟を正すべきだと思うのだが…。

次に、処分は当初の想定通りだったかについてだが、まず東日本ボクシング協会が亀田家に対する処分を協栄ジムに一任する形にした背景は何だろうか。そもそも基本的に処分はJBCが下すもので、東日本ボクシング協会はJBCに対し処分の要望を出している。仮に追加処分するにしても東日本ボクシング協会として処分を下せばいいだけのことで、(当事者である)協栄ジムに一任する形になったのは当然裏があるだろう。

恐らく、このような形になったのは金平会長の思惑だろう。東日本ボクシング協会は大橋ボクシングジムの大橋秀行会長が会長職にあるが、金平会長は副会長の職にある。副会長という地位もあり、協栄ジムという看板の大きさもある。金平副会長が「処分は俺に任せてくれ」と言えば、特別規律委員会としてもそうせざるを得ないだろう。

では、何故このような形を取ったのだろうか。それは、亀田追放をよりスムーズに行う為と考えられる。世間の批判は亀田家に集中しているとは言え、一方的に追放すれば”蜥蜴の尻尾切り”との批判は免れないであろう。東日本ボクシング協会から処分を一任される形であれば、強引に亀田家を追放したというイメージはなくなるだろう。

しかし、今回(実質的に)追放されたのは史郎氏だけで、興毅選手、大毅選手は協栄ジムに留まることになった。金平会長は”亀田家追放”のタイミングを模索していたと思われ、興毅、大毅両選手が大橋ボクシングジムへ移籍する噂話が出たのも亀田家そのものと関係を絶ちたいという金平会長の考えを汲み取ったものと思われる。坂田健史選手が世界チャンピオンになった今は”落ち目のトラブルメーカー”を切るタイミングとしては絶好であろう。

ただ、”亀田ブランド”の価値をどう査定するかは難しい。大毅選手の完敗でブランド価値が下がったのは事実だし、それ以前に視聴率の低下傾向やスポンサー離れも見られ、もう亀田は終わりと考える人たちもいるだろう。その一方で、いくら視聴率が下がり気味と言えども、昨今のスポーツ中継の視聴率を考えれば十分魅力的な数字であるし、亀田兄弟の知名度は他のボクサーに比べて抜きん出て高いのは事実だろう。”悪の元凶”と見られる史郎氏さえ手を引けば、ボクサーとしても上がり目があると考えることもできるだろう。

金平会長が翻意した(と思われる)理由はいくつかあると思うが、TBSの意向が大きな要因であると思われる。TBSは亀田家の試合だけでなく坂田健史選手の試合の中継も行っていて、TBSとの繋がりは深い。”亀田離れ”しているように見えるTBSであるが、恐らく”冷却期間”が必要と考えているだけで、裏では”亀田復活”のシナリオを練っていると思われる。もし、興毅、大毅両選手が移籍することになれば、新たに契約を結ぶ必要が出てくるし、協栄ジムにとっても契約を盾に史郎氏とのトラブルが発生することは懸念材料で、こうした煩わしさとリスクを回避することで両者の利害が一致したと考えられる。

こうした点を見据えると、謝罪会見の意図が見えてくる。謝罪会見は同時に金平会長による処分発表の場であったのは確かだが、金平会長に求められていることは処分を決定して東日本ボクシング協会に報告することであって、わざわざ報道陣の前に出て行く必要はなかった筈だ。謝罪会見は(亀田を叩きたい)マスコミやアンチのニーズに応える”ガス抜き”の儀式なのだろうが、最も謝罪しなければならないのは内藤選手(陣営)に対してであろう。ただ、その内藤選手が「もう済んだこと」と言っている以上、謝罪会見の必要性は感じられない。

では、謝罪会見の目的は何だろうか。一番の目的は”亀田ブランドのイメージアップ”だろう。参考記事に書いたように亀田家のビジネスはアンチに支えられている側面が強いとは言え、ここまでイメージが悪くなっては協栄ジムとTBSのビジネスに支障をきたすと考えるのは当然だろう。

となると、史郎氏が謝罪会見に姿を見せなかったのも納得できる。表向きは史郎氏が(謝罪会見から)逃げたことになっているが、恐らく逃げたのではなく出さなかったのが真実だろう。確かに、謝罪会見は史郎氏にとって「針のムシロ」であってマスコミの前に出て行きたくないのが本音だろう。ただ、協栄ジム(とTBS)にとっても史郎氏を会見に出すのは懸念がある。過去にアンチに殴りかかろうとした史郎氏がマスコミの(行き過ぎた)質問にブチ切れて暴走する可能性もある訳で、そうなったらイメージアップ作戦は台無しだ。

実際、興毅選手の言葉遣いなどに対する批判はあるものの、興毅選手がマスコミの厳しい質問にじっと耐えた姿に好感を覚えた人も多かったようだし、むしろ批判は見下した態度を取ったテレビ朝日の井口成人リポーターに集まっていて、協栄ジムの作戦は成功したように思える。したたかさでは”成り上がり”の史郎氏よりも金平会長の方が上ということだろう。

しかし、今後のビジネスが成功するかどうかは未知数で、(特にTBSの)アンチを駆り立てるような形振り構わぬ姿勢は改めないといけないだろう。ただ、マスコミの関心は史郎氏の”院政”にあるようだ。確かに、史郎氏が大人しく手を引くとは考え難いが、亀田家がボクシング界の救世主として崇められたころの勢いはないし、何より(謹慎中の身分で)マスコミの前でキャンペーンを張ることは難しくなる訳で、史郎氏の影響力が大きく低下するのは必至だろう。史郎氏の院政よりも、(史郎氏の影響力低下により)亀田兄弟が”TBSのピエロ”として踊らされ、使い捨てにされることを懸念すべきだと思うのだが…。


<参考記事>
アンチが支える亀田商法の限界 あとで読む ブックマークに追加する
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2007-10-29 Mon 08:00:56 | trackback(6) | comment(4) | | PageTop▲
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トラックバックありがとうございます。

Posted by jinmu

応援ポチ
2007/10/29(Mon) 10:37:26 | [ EDIT ]

初めまして

Posted by ヴぁるす

はじめまして!
トラックバックから、「飛んで」きました…w

もの凄い「情報通」なんですね。私の場合はTVからがほとんどで、「感性」で書いてますから…www

「金平会長」自身の「処分」までは思い至りませんでした…w

「史郎」氏については、「謝らないのはけしからん」という意見が多いようですが、私はその必要ないと思っています。

ボクシングは、あくまでも「個人」のスポーツだから、そもそも「家」の出る幕など不必要な訳で、史郎氏については、この際、内藤選手いわく「もう、終わりにしましょう。」で、いいんじゃないでしょうか?
2007/10/29(Mon) 18:34:22 | [ EDIT ]

Posted by やぎ

ボクシング選手の会見なのに芸能リポーターが大きな顔をしていた事が印象に残りました。

「イメージアップ会見」については同じ事を感じました。
作戦成功っすね。
2007/10/30(Tue) 12:57:20 | [ EDIT ]

Posted by Lammtarra

コメントありがとうございます。
クリックして頂けると励みになります(笑)。

情報通かどうかは分かりませんが、自分の知識と調べたことをミックスして、できるだけ情報は入れるようにしています。人の考え方はそれぞれで当然僕の考え方とは異なる場合もある訳で、そういった場合でも情報があれば読んで全く意味がないと取られることは少なくなると思うので。

亀田ビジネスの今後は未知数ですが、マスコミ各社の対応を見る限り亀田バッシング一辺倒ではなくなってきた感もあり、そういった点で作戦は成功したように思います。

朝青龍の件もそうですが、ここまで大騒ぎすることではないと思いますし、亀田兄弟のボクサーとしての今後を考えるといい加減幕引きすべきだと思います。
2007/10/31(Wed) 20:20:58 | [ EDIT ]














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