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Category: その他のスポーツ
ゴルファー上田桃子ブログ炎上、TV発言謝罪
| 女子プロゴルファーの上田桃子さん(21)が8日、7日放送のTBS系「情熱大陸」での自身の発言を公式ブログで謝罪した。 放送で上田さんは「同級生とかで、バレーとかバスケとかをしてる子がもう、不思議でしょうがなかったと言うか、先がないスポーツを何でできるんだろうと思って」とコメント。インタビュアーの「先がないスポーツ?」 の問いに対して、「プロっていうものがないじゃないですか? どうしてそこまで頑張れるのかなっと思って」と回答。 この発言に対し、ブログには「他のスポーツを解りもしないのに語らないでほしい」「見てただただ腹が立つ。ゴルフだって稼げるの一部の人間だけ」「思ったことを何でもずばずば言えばいいというものではありません。昨年までの上田プロとは立場が違うということを認識しましょう」などといった批判的なコメントが多数、寄せられていた。 上田さんは8日のエントリで「自分の発言には今からもっと注意すべきだと感じたし、沢山の方に失礼なことを言ってしまった事を心からお詫びします」と謝罪。さらに小学校4年生でゴルフをはじめ、バレーやバスケも学校でよくやってたことに触れ、今では「冗談抜きで私スポーツ界の中で一番バレーをよく観るんですよ」とバレー好きを語っている。 (2007.10.9 11:56 産経新聞) |
有名税と言えばそれまでだが、正直目くじらを立てるほどのことだろうか。
| 上田「自分は、あの。ははっ、意地汚いというか何なのか解らないんですけれども、同級生とかでバレーとかバスケとかをしてる子がもう不思議でしょうがなかったと言うか、先がないスポーツを何でできるんだろうと思ってて。」 インタビュアー「先がないスポーツ(笑)?」 上田「プロっていうものがないじゃないですか?どうしてそこまで頑張れるのかなと思って…。なんかずっと続けられる、それでそのスポーツが仕事になるスポーツしかしたくないと思ってたし。じゃないと、本気になれないと思ってたんですよ。ゴルフを始める時は絶対稼ぐって思ってたし、やるなら世界で通用できるようなプロになりたいと思ってたし。うん。」 |
スポーツを始めるきっかけは人それぞれだが、男性なら子供の頃に将来プロ野球選手になりたいと思って野球を始めた人も多いだろう。何故プロ野球選手になりたいかと思ったかといえば、テレビやスタジアムでプロ野球選手が活躍する姿を見てかっこいいと思ったからだろうし、当然プロ野球選手は野球をすることでお金を稼いでいることも知っていた筈だ。
最近はプロ野球選手よりプロサッカー選手になりたいと思う子供の方が多いようだが、そうなったきっかけの一つはJリーグができたからだろう。勿論、海外のプロリーグはJリーグ以前から多く存在したが、やはり国内にプロリーグがあるかどうかで目にする機会もぜんぜん違ってくる。(バスケットボールのプロリーグである)bjリーグの河内敏光コミッショナーが、インタビューで発足のきっかけの一つとして「(もっと大勢の)子供たちに将来はプロバスケットボールプレーヤーになりたいと思ってもらいたい」といった旨の話をしていたと記憶しているが、子供たちの憧れの対象になる上でプロスポーツか否かは大きいだろう。
プロスポーツ選手になりたいと思うのは男の子が多いが、女の子だってスポーツ好きな子はいるし、女性にも門戸が開かれているプロスポーツの中でゴルフを選び、プロゴルファーになって稼いで世界で活躍したいと思うのは子供の夢として不純でも何でもないだろう。実際には多くの人はその夢を果たせずに終わり、プロになっても稼げるのは一握りの人たちという現実はあるが、子供の頃から失敗することなんて考えないだろうし、そう思ってたらプロにはなれないだろう。「一応プロゴルファーを目指すけど多分OL」では可愛げの無い子供だと思うのだが(笑)。
上田選手の場合、障害を抱えたお姉さんがいて両親もかなり苦労されたようで、余裕の無い状況でも(お金のかかる)ゴルフをさせてくれた両親やお姉さんの為にもプロゴルファーとして活躍して家庭を楽にしてあげたいという気持ちが、厳しい練習にも耐え今の活躍の大きなモチベーションになっているようだ。
バレーボールやバスケットボールにはプロではないにせよVリーグやJBL(WJBL)のような所謂実業団リーグはあるし、日本代表に選ばれて活躍することが最大の目標だろう(bjリーグはプロリーグだが日本代表には選ばれない大人の事情が介在する)。日本代表に選ばれることは誇りであるし、金銭には換えられない重みがある訳でモチベーションとしては十分すぎるだろう。そういった意味では上田選手の認識不足の感はあるが、彼女の置かれた環境からすれば家族のためにも稼ぐことが一番で他のスポーツに転向するわけにもいかず、むしろそういった逼迫感がないのにスポーツに打ち込めるのが羨ましいという気持ちの表れだと思うのだが。
確かに、インタビュー等での発言の一部のみが引用されて、それが思わぬ誤解を生むことはよくある話だ。テレビのニュースにしろ新聞記事にしろ、時間や紙面の制約はあるのでそういったことが起こりうることは考えておかなければいけないだろう。ただ、(いくらトッププロだとしても)彼女は若いのだし、政治家や組織のトップ程の責任ある立場とは言えない。これから色々勉強していけばいいことで、今回の件に関してはマスコミ側の責任が重いだろう。
まず、MBS(TBS)が番組の持つ性格をどう考えているのかということだ。「情熱大陸」はご存知の通り第一線で活躍する一人の人間にスポットライトを当ててその人の人柄や素顔に迫っていくドキュメンタリー番組だ。例えば、NHKのドキュメンタリーは三人称(第三者)の視点で作られている番組が多いのに対して、この番組は被写体と取材側の距離が非常に近く、上述のインタビューの概要を見ても分かるようにインタビュアーとそれを受ける側が非常にフランクに接していて、二人称(友人)の視点で作られている番組だろう。こういった作りにしている理由は、被写体の緊張を解き少しでも素顔に迫ろうとすることによって被写体の一人称(本人)をより際立たせる効果を狙ってのことで、好き嫌いはあるにせよこういった作り方もありだと思うし、この番組がそれなりの視聴率を取っている理由だと思う。ただ、(こういった視点で作られている番組なので)取材対象の人物を応援するというスタンスで作られているにせよ、番組は不特定多数が見ていることを忘れてはいけないだろう。見ているのは上田選手のファンばかりではないのだ。
ご存知のように、このインタビューはカットされて放送されている。編集は番組として当然だが、何故このようなカットを行ったかだ。恐らく「先がないスポーツ」という言葉のインパクトをより際立たせる為だろう。こうやって大騒ぎになっていることからすれば狙いは大成功と言えるが、取材対象を応援する番組で取材対象に迷惑をかけるのでは話にならない。MBSは大いに反省すべきだ。
とは言え、編集後のインタビューでも上田選手が何故ゴルフを志して頑張ってこられたかについて話をしているのは明確で、バレーボールやバスケットボールを揶揄するものではないのは明らかだろう。子供の頃、先生に言われたように「人の話は最後まで聞かなければいけない」だろう。
ただ、騒ぎが大きくなったのはMBSだけの問題ではなくて、上田選手がブログ上で謝罪したことを取り上げた記事にも問題があるだろう。上記の記事を取り上げた理由は、ある”キーワード”を含んでいて手頃な長さだったからだ。その言葉とは”炎上”だ。
ブロガーにとって炎上はやはり気になることなのは間違いなく、ブロガーが増えていることもあって「炎上」というキーワードにかなり敏感なのは確かだ。ただ、炎上の定義はともかく、ブログが炎上するメカニズムを考えると
- まとまった数のアクセス
- 賛成・反対が拮抗している
実際、上田選手のブログを見る限り、確かにマナーの悪いコメントは見受けられるが、全体的には上田選手を応援するコメントが多いし、反対意見も誹謗・中傷するような内容ではないし、はっきり言って炎上とは程遠い状態だと思うのだが…。
マスコミも商売なのは事実で、炎上という言葉を使うことによってより注目が集まることを期待してのことだろう。各新聞社にとってネット戦略は重要なファクターになってきているが、マナーの悪い利用者が増えることは自社にとっても不利益になる訳で、マナー違反を助長したり煽るような表現は慎むべきだ。
上田選手は勝気な性格に見えるし、それ故にバッシングのターゲットになり易い面はあると思うが、勝利への執着心を見せることはむしろプロとして当然だと思う。タイガー・ウッズ選手だって勝利への執着心は凄いし、それが凄みのあるプレーに繋がっていると思う。ゴルフはマナーに煩いスポーツでマナーは当然守らなければいけないが、ジャンボ尾崎選手や青木功選手だって若い頃は色々言われた訳で、色々な経験を経て人間的にも大きくなって欲しいと思う。上田選手は年間獲得賞金も1億円を超えて賞金女王も射程圏内であるし、今後益々の活躍を期待したい。
応援宜しくお願いします。

Theme: ゴルフ - Genre: スポーツ
Tag: 上田桃子 プロスポーツ MBS 情熱大陸 ブログ 炎上
正直な話、最近こういった揚げ足取りバッシングが多すぎ。本人がそう思っているのを正直に発言しただけなのだから一体何を訂正させようと言うのか。そう思っていても言わないで他のスポーツに対する「型どおりの品行方正さ」をマスコミやブログで発言しとけばうんうんと満...






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