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トラ・とら・虎!

Category: その他のスポーツ

先週の男子ツアーANAオープンはプロ16年目の篠崎紀夫選手がプレーオフを制し初優勝、女子ツアーマンシングウェアレディース東海クラシックは張娜(チャン・ナ)選手が4勝目を挙げた。しかし、先週注目を集めたのは谷原秀人選手、飯島茜選手だ。共に3週連続優勝がかかり優勝を目指せる順位につけていたが、最終日にスコアを伸ばせず優勝はならなかった。3週連続優勝がプレッシャーになったかは分からないが、疲れもあるだろうし、無意識のうちに力みが出たのかも知れない。1勝するのも難しい世界、3連勝はそう容易なことではないだろう。しかし、こういうプレッシャーを感じてプレーするのもプロ冥利だと思うし、谷原秀人選手、飯島茜選手共ますますの活躍を期待したい。

しかし、この男にはプレッシャーはないのか。

PGAツアーのプレーオフ最終戦、ツアー選手権でタイガー・ウッズ選手が優勝した。今季7勝、通算61勝目でアーノルド・パーマーの勝利数にあと1勝に迫ったが、タイガーにとってはツアー選手権の勝利以上に初代フェデックスカップ王者となったことに意味があるだろう。ボーナス賞金1000万ドルもさることながら、今年から始まったフェデックスカップはタイガーにとっても当然大きなターゲットだった筈で、それを狙い通り手にしたのは流石だ。フェデックスカップ王者の大本命としてのプレッシャーが無い筈はないのだが、それを感じさせないのはやはりずば抜けた精神力の持ち主なのだろう。

ここでフェデックスカップのシステムについて説明しておくと、まずシーズンを3つに分ける。1月のメルセデスベンツ選手権から8月下旬のウィンダム選手権までの33週、計37試合がレギュラーシーズン、ザ・バークレイズからツアー選手権までの4試合がプレーオフ、ターニングストーン・リゾート選手権からの7試合がフォールシリーズだ。

レギュラーシーズンでは1試合毎の成績に応じてフェデックスカップポイントが加算される。試合毎にトータルポイントが決まっていて、通常のトーナメントは25,000ポイント(1位-4,500)、世界ゴルフ選手権が26,250ポイント(1位-4,725)、メジャートーナメントとプレーヤーズ選手権が27,500ポイント(1位-4,950)であるが、世界ゴルフ選手権、全英オープンと同じ週に行われるトーナメントは12,500ポイント(1位-2,250)になる。

レギュラーシーズンが終わってのフェデックスカップポイント上位144名がプレーオフに進出するが、面白いのはここまでのフェデックスカップポイントをそのまま持ち越す訳ではなく、(フェデックスカップポイントの)順位に応じたフェデックスカップポイント(1位-100,000、2位-99,000、3位-98,500、…、10位-96,250、…、50位-91,750、…、100位-88,000、…、144位-84,700)を持ってプレーオフに突入するところだ。プレーオフでも1試合毎にフェデックスカップポイントが加算されるが、1トーナメント50,000ポイント(1位-9,000)となる。また、プレーオフはサバイバル方式で、ザ・バークレイズの時点で144名いた選手も、ドイツ銀行選手権では上位120名、BMW選手権では上位70名となり、プレーオフ最終戦のツアー選手権に進めるのは上位30名だけだ。

どこぞのクイズ番組のように最終戦は100,000ポイントということはなく、最終戦も50,000ポイント(1位-10,300)だが人数が少なくなる分だけ加算ポイントが多くなる。最終戦を終わって1位だった選手がフェデックスカップ王者となると同時に、(最終戦に進んだ)上位30名の順位と来年のシード権が確定する。と、概要はこんな感じだ。日本人選手は丸山茂樹選手と今田竜二選手がプレーオフに進出したが、丸山選手は初戦のザ・バークレイズ、今田選手は3戦目のBMW選手権まででツアー選手権に進める上位30名には入れなかった。

今週からフォールシリーズが始まるが、フォールシリーズはフェデックスカップ争いとは関係なく、来季のシード権(獲得賞金125位以内)をかけた争いとなる。今田竜二選手はシード権獲得は間違いないが、丸山茂樹選手、丸山大輔選手にとってはここが勝負所となる。

フェデックスカップ導入の背景としては、まずはツアー活性化の為だろう。新たな制度を取り入れれば話題作りになるし、ボーナス賞金1000万ドルも注目に値するし、当然選手のモチベーションは高くなるだろう。もう一つの目的はクライマックスの時期を早めることにあるだろう。例年ならツアー選手権は11月であるが、ツアー選手権が賞金王をかけた大一番となるかと言えば、必ずしもそうとは限らない。一人の選手が何勝もしてしまうと、早速と賞金王が決定してしまうこともあり、そうなればツアー選手権を前にファンの興味が削がれてしまうことになる。それを防ぐためには、まだ大差がつかない早めの時期にできるだけ多くの選手に賞金王の可能性があるシチュエーションを作る必要がある。レギュラーシーズンのフェデックスカップポイントをそのまま持ち越さないのもそれが狙いだろう。

しかし、本当の理由は他のスポーツとの兼ね合いだろう。例年ならシーズンが佳境に入る10-11月は4大プロスポーツのシーズンと重なり、MLBはプレーオフの時期に当たる。ただ、最大の敵(?)はアメリカンフットボールだろう。NFLも11月後半になればシーズン終盤の大事な試合が続くし、カレッジフットボールは年明けのボウルゲームをかけた大事な試合になる。ファンの興味はどうしてもアメリカンフットボールに向いてしまうし、そうなればスポンサー(フェデックス)に取っても高い金に見合わなくなってしまう。やはり、アメリカではアメリカンフットボールの人気は絶大だ。

とりあえず初年度のフェデックスカップは終了したが、このフォーマットのまま来年以降も続くかどうかは微妙だろう。まず、プレーオフ4試合というのはどうだろうか。タイガー・ウッズ選手は初戦を欠場したし、フィル・ミケルソン選手は3戦目を欠場したし、4週続けて高いパフォーマンスを発揮するのは難しいだろう。今年のプレーオフはスティーブ・ストリッカー選手の頑張りで、最終戦でも自力でチャンピオンを決められる位置にいたが、流石にガス欠してしまった印象だ。プレーオフのポイントも後の試合になるほど高くしていった方が良いと思うが、レギュラーシーズン下位の選手がチャンピオンになるのもフェデックスカップの価値を下げることに繋がりかねないし難しいが、もう少し人数を絞って3週にした方が良いと思う。

あとは、フォールシリーズの扱いだ。下位の選手にとってはシードをかけた重要なトーナメントではあるものの、上位30位までは既に決定していて言わば消化試合だ。上位の選手たちは、プレジデンツカップ(この試合はフォールシリーズの対象外)に出場した後はオフに入ると思われ、フォールシリーズには出てこないだろう。フォールシリーズはCBSやNBCは中継しないことを見ても、注目度はかなり低くなるだろう。今シーズンもフェデックスカップ導入に合わせてトーナメントの日程がだいぶ変更されたが、このままだとフォールシリーズに割り振られたトーナメントの主催者から不満が出ることが予想され、毎年のように日程が変わることになりかねない。

ちょっと考えても問題点は見えてきた訳だが、最初から完成度の高いものを求めるのも無理な話で色々試行錯誤していけば良いことだと思うし、よりエキサイティングなツアーにしていこうというPGAの意欲は評価できるだろう。しかし、ツアーが本当の意味で盛り上がるにはタイガーの真のライバルとなり得る存在が必要だろう。タイガー・ウッズ選手、フィル・ミケルソン選手、アーニー・エルス選手、ビジェイ・シン選手がビッグ4と呼ばれるが、プレースタイルも異なるしタイガーと真っ向から鎬を削っている感じはしない。タイガーに負けないだけの気迫を表にし、タイガーをオーバードライブしていくような”化け物”が出てきたら大いに盛り上がることだろう。個人的には、トニー・フィナウ選手に大いに期待している。すぐにとはいかないが将来を期待させる選手なのは確かで、タイガーのライバルとなる日を心待ちにしている。 あとで読む ブックマークに追加する
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2007-09-22 Sat 07:13:59 | trackback(0) | comment(0) | | PageTop▲
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