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予定通りの落選?

Category: サッカー

2018年、2022年のFIFAワールドカップ開催地を決定するFIFAの理事会が2日、チューリッヒで行われ、2018年はロシア、2022年はカタールで開催されることが決まった。イギリスのブックメーカー、ウィリアムヒルのオッズはロシアは1.67倍、カタールは1.44倍と大本命が順当に勝ったと言ったところだが、2016年のオリンピック開催地(リオデジャネイロ)は豪快に外していて、ブックメーカーと言えども外すことは多いのだが、イングランド(イギリス)だけにサッカーの予想は外せないところか。日本では(夏季)オリンピックの方がFIFAワールドカップよりも注目度が高いが、外国では逆なところも多い訳だし。

率直に言ってしまえば、日本が落選してホッとしているのだが、何故日本がダメだったかについて簡単に考察してみたいと思う。

・ワールドカップ開催の大義名分
なんだかんだでこれが一番重要だと思うのだが、日本はこれが弱かった。日本(韓国)の主張は要は「初の単独開催を」であった筈だ。確かに、2002年のワールドカップはFIFAの内部抗争の妥協の産物であり、日本を推していたFIFA派と韓国を推していた反FIFA派(主にUEFA)の対立の落とし処として共催という選択肢が選ばれただけのことなのだが、初開催に勝る大義名分にはなり得ないのが事実だ。

・ロビー活動
裏工作だけでなく、政府の積極的バックアップなど大会への熱意表明と言ったところだが、日本が苦手とする部分である。ただ、今回に関してはロビー活動の失敗で落選したと言うよりは大義名分がないことの方が大きかったと思う。大義名分が一次予選なら、ロビー活動は二次予選と言ったところで、一次予選で大きく他に離されてしまうと二次予選で逆転するのは無理だろう。

・FIFAの思惑
そもそも国際統括団体の役目にはその競技の国際的普及・発展に努めることがあるので、今後も初開催が多くなると思われるのだが、それにはもう一つの大きな理由が存在する。

既にオリンピックはIOCのロゲ会長が拡大路線を否定しているように、膨張しすぎた開催規模を適正化する動きになっている。これは先頃、広州で開催されたアジア競技大会も同様で、オリンピックと同様に野球が実施競技から外される動きもある。次回の仁川(インチョン)アジア競技大会では実施される見込みのようだが…。

何故、こういった動きになるかと言えば、一番の要因は今後収入の伸びが期待できないからだろう。アジア競技大会はともかく、オリンピックやワールドカップは多額の放映権料が大会の収入に占める割合が高いが、先進国のテレビ局が多額の放映権料を支払えるのは後10年程度が限度だと予想される。インターネットの普及によって既存のメディアの存在はどんどん小さくなってきている訳で、事業規模に応じた金額しか払えなくなるのは当然のことだ。

今回ワールドカップの開催地を2大会同時決定したのは、今の相場(の伸び)で放映権料等の枠組みを決めてしまいたいと考えたからだろう。しかし、以前に紹介したように、日本のテレビ局はワールドカップ南アフリカ大会で赤字を計上した訳で、今後放映権料を支払えるのかどうか。FIFAとしては少なくとも2022年までは相場を維持する腹づもりな訳で、カタール大会に日本のテレビ局が支払う放映権料は300億円程度が見込まれるが、その頃の日本のテレビ局には到底支払えない金額だろう。そういった点では、2022年の開催地にオイルマネーで潤うカタールを選んだのは賢明で、(放映権料の暴落で)下手すれば数百億円の赤字になりかねない大会を運営する体力は日本にはないだろう。

しかし、特に拝金主義が横行しているFIFAでは大会規模の縮小は”うまみ”が無くなることを意味する訳で、そう易々とは受け入れられないだろう。そこで、今後放映権料等の伸びが期待できる新興国に注目が集まる訳だ。

今後、成長が期待できる地域としては、BRICs、VISTA、ネクスト11等が挙げられる。BRICsはブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)、VISTAはベトナム(Vietnam)、インドネシア(Indonesia)、南アフリカ(South Africa)、トルコ(Turkey)、アルゼンチン(Argentina)、ネクスト11はベトナム、インドネシア、トルコ、イラン、バングラデシュ、パキスタン、フィリピン、韓国、メキシコ、エジプト、ナイジェリアのことだが、最近大きなスポーツイベントが開催された若しくは開催予定のある国が多いことが分かる。ブラジルは2014年ワールドカップ、2016年リオデジャネイロオリンピック、ロシアは2014年ソチオリンピック、2018年ワールドカップ、中国は2008年北京オリンピックと目白押し状態だ。BRICsは既に経済統計上は先進国の仲間入りを果たしたとも言えるが、ポストBRICsと呼ばれるVISTA、ネクスト11の中にも既に大きなスポーツイベントを開催した国もある訳で、今後もこういった地域での開催が多くなるだろう。

大きなところはこの3つ位だと思うが、こうやって見ていくと日本が開催地に当選する理由なんてどこにもない訳で、落選もむべなるかなである。オリンピックにしろ、ワールドカップにしろ、遅くとも2040年頃までには一定の規模に落ち着くと思われるので、日本が立候補するのはその頃まで待った方が良さそうだ。 あとで読む ブックマークに追加する
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2010-12-03 Fri 22:49:41 | trackback(8) | comment(3) | | PageTop▲
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No title

Posted by 川の果て

おおむね同感ですが、東南アジアの地域はサッカーやるには代表が弱すぎるというのもありますし、八百長も相当多いらしいので開催は難しいような気はします。

あとは経済が発展しているとはいっても、テレビを通り越してネットになっている国もあるわけですし、今後は五輪もW杯も規模を維持するのには苦労するでしょうね。
2040年頃になればある程度方向性が見えるというのは同感ですが、その時には開催しているのがFIFAでなくなっていたりするのでは、なんていう気もしています(笑)
2010/12/04(Sat) 18:35:48 | [ EDIT ]

川の果てさん

Posted by Lammtarra

東南アジアで開催することの懸念点としては、川の果てさんが指摘していること以外にも高温多湿な気候があると思いますが、南アフリカやカタールも代表のレベル的には?ですし、カタールは気候面で、南アフリカはリアル北斗の拳の世界のような治安の不安の中開催に漕ぎ着けたので可能性はないとは言えないでしょう。しかし、日韓大会でも暑さは厳しかったのに、カタール、東南アジアとなればヨーロッパの国々には相当な不満が残るでしょうが。

確かに、FIFAが2040年頃まで残っているかと言えば消滅している可能性はあるでしょうね。イングランドが落選したことで、イングランドのマスコミによる第三弾、第四弾の暴露記事は確実でしょうし、そもそも色々と問題の多い組織なのは確かで、いつ空中分解しても不思議はないように思えます。
2010/12/05(Sun) 08:12:02 | [ EDIT ]

No title

Posted by アジシオ次郎

 初めまして、コメントさせていただきます。

 初の単独開催を目指した日本でしたが、やはり開催したばかりということが落選の原因だったといえますね。もう一つ、日本政府が積極的にワールドカップ開催を目指そうという意気込みが少なかったことも言えると思います。これはオリンピックにも言えることですが。それに昨年IOC総会にて2016年のオリンピック開催地決定の際、東京が落選したことで日本で再びオリンピックを開催する計画が頓挫したのも背景でしょう・・・。

 BRICsやVISTA、ネクストイレブンに入っていないとはいえ、カタールもオイルマネーと天然ガスで得た利益を武器に年々経済発展してますから、カタールからすれば世界に自国の経済成長をアピールするのにうってつけかもしれませんね。

 この話題ですが、私のブログでも取り扱ってますのでぜひ見に来てくださいませ。
2010/12/06(Mon) 21:29:44 | [ EDIT ]














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