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スマイル!スマイル!

Category: その他のスポーツ

ネタは色々あるのですが、更新が滞ってしまいました。週末にかけて更新頻度を上げていきたいと思います。

鶴見よ、“真央スマイル”で得点UPだ
 体操の世界選手権(9月1日開幕、ドイツ・シュツットガルト)女子代表7選手が22日、東京・世田谷区の朝日生命久我山体育館で試技会を行った。昨年の全日本選手権と今年のNHK杯を制した鶴見虹子(14=朝日生命ク)が、跳馬の後方伸身宙返りで2回ひねりに初めて成功するなどトップの得点をマーク。塚原千恵子・女子監督は「A得点(演技価値点)は世界のトップ10に入る」と高い評価を与えた。

 一方で「泣いてるような顔だから点が出ない。笑顔で“得点をください”とアピールできないと」とゆかでの課題を挙げた。世界選手権で新エースと期待される鶴見の表情は、今月初旬のオーストラリア招待でも審判から指摘されたという。

 世界選手権の団体戦で12位に入れば、3大会ぶりの女子団体の五輪出場が決まる。「素質は十分。ただ、浅田真央ちゃんもそうだけど、笑顔がないとスターにはなれない」と同監督。これには本人も「演技に余裕がないから笑えないんだと思う」と苦笑いを浮かべていた。

(略)

(2007年07月23日 スポーツニッポン)


鶴見虹子(こうこ)選手は、小柄な選手が多い体操選手の中においても小柄(138cm)で小学生かと思ってしまうような容姿であるが、他の日本人選手にはないスケールと技の切れを感じさせる選手だ。低迷が続く女子体操界においては、まさに”希望の星”だろう。塚原千恵子監督にとっても期待の大きい選手で、世界で戦える選手になって欲しいからこその注文であると思う。

浅田真央選手はご存じの通りフィギュアスケートの選手だが、体操とフィギュアスケートに共通するもの、それは採点競技ということだ。採点競技に笑顔は必要なのだろうか。他の採点競技を見てみると、シンクロナイズドスイミングの選手は常に笑顔であるし、モーグルやスノーボードの選手も試技が終われば笑顔でアピールする選手は多い。採点競技はとかくジャッジの正確性や平等性が問題になることが多いが、人間が採点する以上、機械のようにはいかない。買収行為などは論外であるが、そうでなくても雰囲気やイメージによって得点にブレが生じることは否めない。ジャッジは当然選手をつぶさにチェックしている訳だが、角度によっては見えなかったり、或いは見落とすことだってあるだろう。しかし、得点は演技全体に対する得点であるから、見えなかった部分は推測に頼るしかない。

推測の材料となるものだが、当然選手の実績はあるだろう。同じ演技をしたとしても、実績のある選手の方が良い演技をしたように見えるものだ。次に観客の反応もあるだろう。へそ曲がりなジャッジもいるだろうが、やはり周囲の雰囲気に流されてしまいがちだ。では笑顔はどうだろうか。ジャッジに笑顔で媚びを売って点を伸ばすのが目的だろうか。恐らくジャッジは選手の表情を演技の自己評価だと取るだろう。選手が笑顔なら良い演技をしたと思うだろうが、暗い表情だと例え良い演技をしたとしてもどこかでミスをしていたと勘ぐられてしまい得点を抑えることはあるだろう。実際に笑顔かどうかで得点に大きな差がつくとは思えないが、例え0.1点であってもその0.1点でメダルや出場権を逃すことは十分あり得ることで、世界の強豪と戦っていくには得点に拘る姿勢も必要になろう。

話は変わるが、先週のアメリカLPGAツアー、HSBC女子世界マッチプレー選手権で宮里藍選手が決勝に進出したが、李宣和(イ・ソンファ)選手に敗れ2位になった。宮里選手はコンスタントに成績を残していると思うが、本人にとっても、関係者にとっても、そしてファンにとっても早く1勝が欲しいところだろう。コンスタントに力を出すことを心がけていけば自ずと勝利も転がり込んでくると思うが、できれば”負け癖”がつかないうちに1勝を上げて欲しいものだ。

インタビューでは涙を流した宮里選手だが、やはりファンが見たいのは笑顔だろう。鶴見選手、宮里選手の会心の笑顔が見られることを期待する。 あとで読む ブックマークに追加する
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2007-07-26 Thu 07:30:50 | trackback(0) | comment(0) | | PageTop▲
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