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相応しいのはグッドビジネスモデル大賞?

Category: 芸能・音楽

広い意味ではデザインと言うことか。

「AKB48」がグッドデザイン大賞候補に きぼう、CR-Zと並ぶ
 日本産業デザイン振興会は29日、2010年度のグッドデザイン賞を発表した。11月に選出される大賞候補のベスト15には、ホンダのハイブリッド車(HV)「CR-Z」や日本の宇宙実験施設「きぼう」などと並び、人気アイドルグループ「AKB48」もノミネートされた。

 同賞は今年で54年目。今年は3136件の応募に対し、1110件がグッドデザイン賞に選ばれた。

 大賞候補となるベスト15には、このほか、日産自動車の電気自動車「リーフ」やダイソンの羽のない新タイプの扇風機「エアマルチプライアー」、ソニーの液晶テレビ「ブラビア」、キュービックが展開するカプセルホテル「9h(ナインアワーズ)」などが入った。

 中でも、異彩を放っているのが、「AKB48」。審査員コメントでは、「秋元康氏による『会いにいけるアイドル』という見事に時代をついたコンセプト」を高く評価。メンバーによる選抜総選挙や組閣祭りといったイベントやSKE48、NMB48の姉妹ユニットなどの仕掛けを例に挙げ、「近年のエンターテインメント・プロジェクト・デザインとしては、群を抜いた先見性と完成度」と、絶賛している。

[ 2010年9月29日13時46分 産経新聞 ]


グッドデザイン賞は1957年に通商産業省(現在の経済産業省)よって創立された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」を母体にしている。1998年より財団法人日本産業デザイン振興会が主催者となり、名称が「グッドデザイン賞」に変更された。グッドデザイン賞と言うと、優れたデザインの工業製品に与えられる賞のイメージが強いが、2004年度のグッドデザイン大賞はNHK教育テレビのTV番組「ドレミノテレビ」「にほんごであそぼ」が受賞(TV番組としては2001年にMBS制作の「世界ウルルン滞在記」がグッドデザイン賞 審査委員長特別賞/メディアデザイン賞を受賞したのが最初)するなど、近年は受賞対象が広がっている。

「AKB48」は人物(グループ)がグッドデザイン賞の対象となり同賞を受賞した初のケースかと言えばそうではなく、2000年に「明和電機」が受賞したのが初のケースである。同年は「iモード」「無印良品」もグッドデザイン賞を受賞していて、同賞は優れたコンセプトに贈られる賞の意味合いが濃くなりつつある。

ただ、審査委員のコメントは正直理解できないと言うか、受賞理由になっていないように思える。AKB48は早い話が現代に甦ったおニャン子クラブみたいなもので、ベースとなっている部分は共通項も多いし、身近な普通の女の子集団をコンセプトとするのも近年では普通であって、別に先見性があるとは思えない。

とは言え、今は単純なリバイバルでは商売としては成功しない時代だ。音楽業界でも、カバーシングル、カバーアルバムが目につくが、それでCD不況を克服できるとは思えない訳で。徳永英明の「VOCALIST」シリーズなどセールスに結びついているケースもあるが、それはファンの年齢層とカバー曲の認知が合致しているからで、若い子に昔の曲を歌わせて、若年層だけでなく30-40歳代にもCDを買わせようとする試みは殆ど成功していない。

と言うのは、今は認知度が高ければセールスに繋がる時代ではないからで、結局ファン以外はなかなかお金を落としてくれないのだ。秋元康が「次世代アイドルのデザイン/大衆の“何となくの認知”ではなく、スケジュールを調整し、そこへ行き、お金を払ってでも観たいと思うものこそが、“人気”だと。…」というコメントをしているが、的確なものだと言える。しかし、「AKB48劇場」のようなローカルな活動を通しての(潜在的)人気をメディア展開に繋げる手法は、所謂「ジャニーズ商法」と一緒で目新しいものではないだろう。

それと、審査委員のコメントに「グローバルなエンターテインメントビジネス…」とあるが、AKB48が成功したのは言ってみれば2つのローカライズ化によるものだと思われる。一つは、文字通りローカル(地域)のアイドル、もう一つは、対象を特定の層に絞った(ローカライズした)ことだろう。勿論、AKB48のファンは全国にいるだろうが、アイドルの売り出し方としてまずは地域を限定することは珍しくない(Perfumeなど)し、対象を絞るのも「ジャニーズ商法」そのものだし、どちらも斬新なコンセプトとは言えないが。

結局、コンセプト自体は画期的でも何でもなく、優れているのは色々なコンセプトを寄せ集めて一つのビジネスモデルにしたことであって、グッドデザイン賞としてはどうかなあと言うのが筆者の感想だ。ビジネスモデルもデザインの内と言われればそれまでだが。

それにしても、秋元康はなんでグッドデザイン賞なんかに応募したのだろうか。確かに、グッドデザイン大賞を受賞できれば話題性はあると思うが、それでファンが増えるかと言えばどうだろうか。恐らく、上の年齢層にもファン層を広げたいと思っているのだろうが、グッドデザイン賞受賞自体が凄いことと思ってくれるのは主に50歳代以上の人達で、(ターゲットにしているであろう)30-40歳代に効果があるかと言えば疑問だ。

筆者はAKB48のファンではないし、興味があるとすれば彼女たちがGマークをつけてTV等に出てくるかどうか位だが…。 あとで読む ブックマークに追加する
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2010-09-30 Thu 06:34:36 | trackback(0) | comment(0) | | PageTop▲
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