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王より飛車をかわいがり

Category: 政治・社会

「ヘボ将棋、王より飛車をかわいがり」とは将棋の格言であるが、尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件に対する政府の対応にも通ずるものがあるだろう。そんな中、政界の羽生善治から貴重なアドバイスがあったようだ。

鳩山前首相が菅首相の対応批判…尖閣問題
 出た、ハトの菅批判-。民主党の鳩山由紀夫前首相(63)は25日、中国漁船衝突事件について「私だったら事故直後に、この問題をどうすべきか中国の温家宝首相と腹を割って話し合えた」と菅直人首相(63)の対応を批判した。視察先の京都市で記者団の取材に答えた。

 鳩山氏は「自分の首相の時代に温家宝首相との間でホットラインを作った。それは菅首相に引き継がれているはずだ」と強調。中国の賠償要求については「日本側の主張が正しければ、賠償を要求するなどという話は論外だが、事実関係が必ずしも見えていない」とした。

 また鳩山氏が首相時代に提唱した地域主権と東アジア共同体について「(菅首相は)どこまで本腰を入れてくれるか気になるところがある」と“不信菅”をのぞかせた。

[ 2010年9月26日5時0分 サンケイスポーツ ]


「私だったら中国首相と話し合えた」鳩山氏自負
 鳩山前首相は25日、中国漁船衝突事件に関し、「私だったら事件直後に、この問題をどうすべきか中国の温家宝首相と腹を割って話し合えた」と述べ、菅首相の対応を批判した。

 鳩山氏は、首相だった時に温首相との間で「ホットライン」(直通電話)を作ったと明かし、「ホットラインは菅首相にも引き継がれているはずだ」と指摘した。

 首相時代には米軍普天間飛行場移設問題で迷走した鳩山氏だが、対中外交では強い自負心があるようだ。

[ 2010年9月25日23時21分 読売新聞 ]


尖閣問題はスルーしようと思っていたが、あまりの面白さに思わず取り上げてしまった。類似の記事の中から冷めた目線の記事を引用したが、マスコミのみならず国民の多くは呆れているだろう。鳩山氏に期待できないことは言うまでもないが、この件に対する対応の拙さで内閣支持率の大幅低下は避けられないと思われ、それなのに前首相が管首相の足を引っ張るとは何を考えているのやら。流石、「loopy」と呼ばれただけのことはあると言うべきか…。

中国漁船衝突事件に対する対応の拙さはこれからも色々露呈しそうであるが、これまでで一番拙かったのはやはり中国人船長を処分保留で釈放してしまったことだろう。この決定を最終的にしたのは那覇地検で間違いないだろうが、”黒幕”が誰だったのは気になるところだ。お互い責任を押しつけあっている状況は見苦しいこと極まりないが。

釈放決定の背景には、大阪地検のデータ捏造事件における強引な捜査への批判、中国がフジタの社員4人を拘束したこと、解決が遅れた場合に中国に強く依存する企業の経営が苦しくなること等があると思うが、大体、拘留延長したにも関わらず途中で処分保留で釈放することの方が強引な捜査であると批判を受けかねないし、中国に進出するに当たってはそれなりのカントリーリスクを負うのは当然のことだろう。

この中で一番の決め手となったのはフジタの社員が拘束されたことだろうが、現実問題として中国がフジタの社員を即処刑(死刑)にすることはまずあり得ないし、レアアース(希土類)の対日禁輸にしても世界貿易機関(WTO)に提訴すればまず勝訴できる訳で、一体何を焦っているのか全く理解できない。

中国にしてみれば、適度な頻度で日中問題が起こることは「人民のガス抜き」には最適で、日本に対して強硬姿勢を取るのは当然だろう。とは言え、中国も問題がこれ以上エスカレートすることは望んでいないだろう。中国のインターネット人口は約4億人と言われているが、反日運動に”飽きた”人民が批判の矛先を中国政府に向けることや、(国際社会にとっては日本以上の脅威である)中国が超強硬路線で国際社会から批判を受けた時に果たして人民をコントロールできるかと言った問題がある訳で、中国としては日本からどれだけのポイントを奪えるかを見積もっているところだろう。

日本としては、船長を釈放してしまった時点で、将棋に例えるなら「タダで飛車を取られた」状態な訳で、ここから中国玉を詰ませることはまず不可能で、結局は日本玉が詰まされることになるだろう。ただ、詰まされるにしても詰まされ方が問題で、現実的には謝罪して終わりになるのが日本にとっての最善手だろう。いいタイミングで謝罪できればそれで片が付くと思われるが、タイミングを誤ったり、(過去の問題など)余計な謝罪をしてしまうと、余計な約束をさせられたり、問題が更にエスカレートする可能性が大だ。管政権の”棋力”が試される訳だが…。 あとで読む ブックマークに追加する
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2010-09-27 Mon 21:27:19 | trackback(0) | comment(0) | | PageTop▲
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