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ルールは誰のためにある?

Category: 野球

季節は秋になり、個人的に好きなNFLも始まったが、日米ともこれからクライマックスを迎えるのは野球だ。日本においてもプロ野球が地上波で放送される機会は激減したが、それとは裏腹にセ・リーグ、パ・リーグとも混戦になっている。今日(19日)の注目カードを一つずつ挙げるなら、セ・リーグは阪神タイガース-読売ジャイアンツ、パ・リーグは福岡ソフトバンクホークス-埼玉西武ライオンズだっただろうか。

筆者はソフトバンク-西武をTV観戦していた。この試合、7回裏の集中打が効いてソフトバンクが11-4で快勝した。西武のM4で迎えたソフトバンク-西武の3連戦だが、結局ソフトバンクが連勝してM4は変わらず、もし3タテするようなことがあればソフトバンクの逆転優勝の可能性も十分だ。とは言え、この試合かなり後味の悪い試合だったことは間違いなく、問題のシーンを振り返ってみたい。

まず、最初は5回裏、松中信彦選手のホームランで勝ち越した後の、小久保裕紀選手のレフトポール付近に飛んだ打球だが…。



判定はファールになったのだが、問題にしたいのは審判だ。動画を見て貰えれば分かるように、角度によってファールともホームランとも取れる打球であり、秋山幸二監督は当然のように猛抗議するのだが…。

皆様ご存じと思うが、日本のプロ野球においても今シーズンよりホームランに限りビデオ判定が導入された。今回のケースにおいても当然ビデオ判定になるかと思われたが、三塁塁審の良川昌美は「只今のホームラン性の当たりについて私は自信を持ってファールと判断したのでビデオ判定は行いません」とビデオ判定を拒否した。

ルール上、審判がビデオ判定を行うかどうかは審判に一任されていて、「審判が自信を持って判定した」とするのであればビデオ判定を行う必要はない。ただ、微妙な当たりに関してはビデオ判定をするのが当然であると考える。と言うのは、試合は誰のために行っているのか。審判は飽くまで脇役であって、両チームそしてファンが主役であろう。良川塁審はこの当たりがビデオ判定するまでもなくファールだと分かるほどの超人的な(動体)視力の持ち主かも知れないが、監督やコーチ、選手、ファンに取ってはこの当たりが即時にファールかホームランかは判別できないのだ。審判の仕事は何かと言えば、両チームそしてファンを納得させることだろう。自信を持ってファールと判断したところで、その判定に納得するのは自分自身だけじゃないだろうか。

次の問題シーンは7回裏、西武の小野寺力投手の投じた球がソフトバンクの小久保選手の頭部を直撃するのだが…。



危険球と判定され小野寺投手は退場となるが、動画を見ての通り頭部を狙ったと言うよりはカーブ(?)がすっぽ抜けただけの様に見える。当然のように、今度は西武の渡辺久信監督が猛抗議するが…。

危険球に関しては、公認野球規則8.02(d)により

(d) 打者を狙って投球すること。このような反則行為が起きたと審判員が判断したときには、審判員は次のうちの何れかを選ぶことができる。
 (1) その投手またはその投手とそのチームの監督とを試合から除く。
 (2) その投手と両チームの監督に、再びこのような投球が行なわれたら、その投手(またはその投手の後に出場した投手)と監督を退場させる旨の警告を発する。
 審判員は、反則行為が起きそうな状況であると判断したときには、試合開始前、あるいは試合中を問わず、いつでも両チームに警告を発することができる。
 リーグ会長は、9・05に規定された権限によって、制裁を加えることができる。

とあるので、審判が危険球と判断したのであれば退場させることは別に問題ではない。但し、「投手の投球が打者の顔面、頭部、ヘルメット等に直接当たり、審判員がその投球を危険球と判断したとき、その投手は試合から除かれる。頭部に直接当たった場合でも、審判員がその投球を危険球とまではいえないと判断したときは、警告を発し、その後どの投手であろうと再び頭部に当たる投球を行ったときは退場とする。危険球とは、打者の選手生命に影響を与える、と審判員が判断したものをいう。」というアグリーメントが存在していて、小野寺投手の投球が打者の選手生命に影響を与えるかと言われればそうではないと判断するのが自然だろう。

ただ、危険球の判定には伏線があったと思われる。3回裏の攻撃で多村仁志選手は帆足和幸投手から死球を受けているが、その前の打席では帆足投手から3ランを放っている。小久保選手もホームラン性の打球を放った次の打席で死球となれば、いくらすっぽ抜けでもと言うのはあったのではないか。この死球によりこの試合は警告試合になったが、報復死球の可能性もなきにしもあらずで、ソフトバンク側にとってはとんだとばっちりではあるが試合をコントロールする点からすればアリなのかなと。ただ、試合を壊した張本人は審判団なのだが…。

更に付け加えるなら、この試合における秋山監督、渡辺監督の抗議は恐らく5分を超えていたのではないか。「NPB Green Baseball Project」の一環として5分を超える抗議は退場となる筈なのだが、何故退場させなかったのか。尤も、素直にビデオ判定していれば5分を超えることはなかったし、小野寺投手の投球も警告に留まったと思われるので、悪いのは審判なのだろうが。

サッカーワールドカップを見ていても分かるように、稚拙なジャッジは試合を台無しにしてしまうものだ。無論、審判の判定は尊重されるべきものだが、その前提として審判が適切な判定をする(と見なされている)ことが必要だろう。人間だから誤審は仕方ないが、誤審を減らす努力はしていかなければならない訳で、審判も片意地を張らずに謙虚な姿勢も見せて欲しいものだ。 あとで読む ブックマークに追加する
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2010-09-20 Mon 00:49:43 | trackback(0) | comment(0) | | PageTop▲
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