JAN
FEB
MAR
APR
MAY
JUN
JUL
AUG
SEP
OCT
NOV
DEC
--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- -- --:--:-- |
| PageTop▲

兵庫県加西市の県立北条高校(常深進次郎校長)の運動クラブで今年8月、自らが仲介した特別枠での大学入学を部員の男子生徒(18)が拒んだことに教諭の男性顧問が激怒し、長時間正座をさせて頭をたたくなどの体罰を加えたうえ、「国体県予選に出るな」などとどう喝していたことが分かった。生徒は両親の説得で予選には出場し優勝したが、自責の念から国体出場は断念した。学校側も体罰の事実を認め、県教委は今月12日付で顧問を減給処分にした。 関係者によると、生徒は8月に佐賀県で開催された高校総体に出場した際、関東の大学関係者の目に留まり、顧問を通じて特別枠での入学を勧められた。その場では生徒は入学に前向きな姿勢を示したが、帰宅後、学費や卒業後の進路などを考えて辞退を決めた。 生徒が顧問に伝えると、顧問は「既に承諾の返事をした。考え直せ」と説得したものの生徒が従わなかったため、「おれの顔に泥を塗った。土下座して謝れ」と怒鳴り、土下座した生徒の髪をつかんで押し倒したり平手で頭を数発たたいた。生徒は床に約2時間も正座をさせられ、顧問から「5日後の国体予選には出場するな」「他校の生徒に譲ったらどうや」などと執拗(しつよう)にどう喝されたという。 帰宅した生徒から事情を聴いた保護者が学校に抗議。学校側は体罰を認めて生徒に謝罪し、生徒は国体予選には出場し優勝したが、国体選考へのエントリーは辞退した。 生徒は毎日新聞の取材に「当時は『顧問に迷惑をかけたので国体は辞退するしかない』との思いだったが、本当は出場したかった。なぜあきらめたのか、学校側は事実を公表してほしい」と訴えた。 常深校長は「体罰は許されないことであり、申し訳なく思う」と謝罪。さらに「本当に顧問が国体予選を辞退するよう生徒に言ったのであればとんでもないこと。改めて事実関係を調査したい」と話している。【松田栄二郎】 [ 2007年12月27日 15時00分 毎日新聞 ] |
Author:Lammtarra
FC2ブログへようこそ!