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バレーボール世界選手権の女子第16回大会で、日本代表が今大会から使用している多機能情報端末「iPad(アイパッド)」が注目されている。代表の真鍋監督は、スタッフから届けられた現在進行形のデータをiPadで見ながら、采配(さいはい)を振っているのだ。 コートサイドでプレー内容を打ち込んでいる渡辺啓太・分析担当によると、情報収集しているのはサーブ、サーブレシーブ、トス、スパイク、ブロック、ディグ(アタックのレシーブ)の6分野。相手の攻撃パターンや選手の特徴などのビデオ研究は以前から行われてきたが、当日のプレーのデータはセット間に紙に印刷して渡していた。iPadを利用した場合、その日のデータをリアルタイムで把握し、「試合途中での戦術の修正や選手交代に迅速に生かせることが強み」という。 実際のデータ運用はかなり複雑だ。サーブレシーブの成功率が悪い相手をサーブで狙うのは序の口で、サーブを相手の特定のゾーンに打った場合、相手の攻撃パターンが一つに偏る、といった情報も見えてくる。1次ラウンドで20ブロックをマークした井上香織(デンソー)に対しても、1プレーごとにブロックの狙い目をベンチから指示していたという。渡辺分析担当は「選択肢を絞れれば、選手は楽になる。世界で初めての試み」と語る。 もっとも情報を生かすも殺すも選手次第。日本は9日の韓国戦に勝ち、セルビアがロシアに敗れれば、準決勝進出が決まる。情報戦での優位がメダル獲得に結びつくか--。【高橋秀明】 [ 2010年11月9日9時56分 毎日新聞 ] |
Author:Lammtarra
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